たまにはこうして肩を並べて飲んで。

燃えたよ・・・
真っ白に・・・燃え尽きた・・・
真っ白な灰に・・・


ジョーー!!




のっけから失礼いたしました。
最近、すっかり燃え尽き症候群の私です。
先に言っておきますが、暑いからではありません。
大人の女には色々とあるんです。


で、いつものバカパワーも出ないので、今回は省エネで、真面目な大人の話。
つ・ま・り・・・
坊っちゃん、お嬢ちゃん、


ゲラウト オブ ヒアー、ナァウ!!


・・・と言うのは勿論冗談ですが、
酔っぱらい姉ちゃんの昔話に付き合う程度の暇がある方、
お酒の入ったグラスでも片手にお付き合いいただけたら・・・幸いです。

(はっ、またしても前置きが長くなってしまった・・・。これだから、酔っぱらいは・・・。)




・・・・・・・・・・・・。

あるラジオで聞いたんですが、ウイリアム王子とケイトさんの結婚式から
「元彼」「元彼女」を自分の結婚式に呼ぶのが流行っているそうな・・・。

えっ、それってアリですか?

いやいや、私は天地が引っくり返っても無理だし。
(否、ほんまに「天地が引っくり返ったら」アリか??)


そもそも、よく

「私、前の彼とは今ではいい友達だからぁ。」

とか言うのも、私にしたら

「はぁ?絶対ありえんしっ。」

と叫びたくなります。
ん〜と言うか、どうやったら友達になれるの?
どうやったら前の感情を無くすことができるの?
どうやったら、気持ちを切り替えることができるの?


突き詰めて言えば、
どうすれば、
「好き」
という感情を捨て去ることができるのでしょうか?


出来ることなら教えて欲しい。


巷では「Go!Go!・ラブハンター」の異名をとる私も(←誰も言ってない)
実際は
「恐怖の引きずり女」
だったりする訳で・・・。
いえいえ、「一途な女」と呼んでおくんなんし。


私にとっては、
「一世一代の恋」だと思っていたものが終わりを告げた時、
本当に大袈裟じゃなく
「世界が終わった」
と思いました。
これから一体どうやって生きていったらいいのか分からなくて、
息するのもしんどかったなぁ。


世の中に「絶対」は無いんだと思い知らされました。


調度その時、仕事が死ぬほど忙しくて本当に救われました。
学生たちが次々と問題を起こして、私生活を振り返る暇さえありませんでした。
でも、それがどれだけ私の心を癒してくれたか知れません。



少し立ち直ってきたら、
「今度、彼に出会うことがあっても、動揺しない人生を送っていたい!」
という、ちょっぴり情けない目標を立てて、日々生きてきました。


それとは別に、しょうもない男達に引っかかったりもしてましたが・・・。
(↑ この情報いらんかったな・・・。)


2年ぐらいして、彼のことを思い出しても
胸が「ギューっ」って痛くなくなって、
少しずつ彼のことを考える時間が少なくなって、
3年もすると、ようやく
「もう会っても大丈夫かも」と自信が持てるようになりました。


そして、そんな私の心を見透かしたような彼からの3年ぶりの電話。


あぁ、やっぱり、
やっぱりダメだったよ、おとっつぁん・・・。



私の頑張った3年間は一体何だったのでしょうか。
会わずに、考えずに耐えた日々が、こんなに脆く一瞬のうちに崩れ落ちるとは。


悔しいけど、情けないけど、まだこんなにも
「好き」
なんだなぁ・・・。


ほんっと、悔しい。
友達は
「次、次!!」と言うけれど、
「男は星の数ほどいるさ!」と言うけれど、
世の中に彼よりイイ男は沢山いるけれど、
でも。
それでも、私にとっては彼は特別だったんだな、今でさえ。



どうやったら、元彼と友達になれるのでしょうか?
どうやったら、彼を「好き」じゃなくなれるのでしょうか?
どうやったら、彼を「想い出」に出来るのでしょうか?
どうやったら・・・、どうやったら・・・。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

この間、久しぶりに友人と飲みに行った。


「あのさぁ、久しぶりに『彼』から電話があって・・・」


しつこっ!、ちゅ〜か、女々しいっ!!
 もしかして、まだ『好き』とか言わんよな?」


「・・・・・。」


「そんなにエエ男やったか、あいつ?
 次、次、次いこ、次っ!!



たまには友人達と、こうして肩を並べて飲んで、本音を言い合うのは良いもので。



私のこんなメソメソ昔話に最後までお付き合い下さいまして、
誠に有難うございます。
そんな心優しきあなた様には、きっと明日良い事が起こるでしょう。



ドーン!!


オォー、ホッ、ホッ、ホッホ
(・・・何か、何かが違う・・・。)