ひ、久しぶりすぎて・・・。言い訳の巻。

みっなさ〜〜ん、アニョハセヨ〜


きもっ!!

(韓国でもらった私の『顔型』
 強烈に、い、いらんねんけどっ!!
 このまま捨てるのも何なんで、ハロウィンで再利用してみました。
 これもエコです。多分・・・。)



とっくの昔、半世紀前には(←勿論、嘘)韓国旅行から帰ってきておりましたが、
一身上の都合♡でブログ休んでおりました。


・・・はい、みなさま周知の通り、ただの腰痛でごわす。


最初は痛さと仕事に忙殺され、ブログを開く余裕もなかったのですが、
(もう、生きてるのに必死ちゅうか、なんちゅうか、本中華。)
痛みが治まってくると同時に


「そろそろ、ブログ書こうかな・・・」


とブログを開いてみてビックリ仰天!!


一か月以上もたっとるやないかぁ〜!!


そら、パソコンにクモの巣もはるわっ!(←はってません)
そら、パソコンの上に埃もたまるわっ!(←たまってま・・・す ←最低。


と・に・か・く
このままでは、「はてな市民」から、ただの「市民」に戻ってしまう!
と焦って、パソコンの前に座ったのはいいけど、
いや〜、久しく書いてないと、なかなか書けないもんですね。
そうやってパソコンの前で考えているうちに、

また腰が痛くなり、悪化。

断念。

また書こうと、パソコンの前に座る。

何か書けない。

腰痛発生。

イテテ、断念。


という負のスパイラルを繰り返しておりました。

が、
そうやっていては、いつまでたっても再開できない気がしたので、
リハビリを兼ねて、少しずつ思いついたことを書いていこうと思います。


と言う訳で、しばらくはいつにも増してつまらん事しか書きませんが、
宜しければお付き合い下さいませ。
(「面白かったことがあんのかっ!!」等と
 傷口に塩を揉み込む突っ込みは入れないようにっ。)


はぁ〜、相変わらず言い訳がなげぇよっ・・・。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さて、「言い訳」だけで終わっては、余りにも余りなんで、
以前の今週のお題とかけて、韓国旅行の話を少し。


以前のお題で「止めたくても止められないもの」とありましたが、
それはズバリ


鼻くそほじり


でしょう。(ちびまる子ちゃんのマルオ君風に、どうぞ)


いえいえ、じゃありませんよっ!!
飛行機の隣に座っていた、一見イケメン風に兄ちゃん。


飛行機に乗っている間中、


ず〜〜〜〜っと、
ええ、ず〜〜〜〜っと
鼻をほじっていました。
しかも、親指で。
ギエ〜〜〜〜〜〜!!



嗚呼、ああ、それさえなければ
あんた、案外イケてたよ・・・。
でも、白眼向いて、口を開けたアホ面でこっちを向かないで。
そして、頼むから、それ以上、私の傍に寄らないで。
そして、後生だから、その手でその辺触らないで。
ぶっ飛ばしたくなるから☆



まっ、止めたくとも、止められない
彼にとって、それこそが


「THE HANAKUSOHOJIRI」


なのでしょう・・・。


彼の[hanakuso]が取れたかどうかは定かではありません・・・。
(ど〜〜でもええわっ!)




それでは、腰がちょっと痛くなってきたので、今回はこの辺で・・・。
最後に
私がブログお休みしている間、コメントを下さった皆様、
本当にありがとうございます!!
ボキャブラリーが少なくて同じ事しか言えませんが、
本当に本当に嬉しかったんです!!
ありがとうございました!!!



前の話の続きは、長くなりそうなので、
腰痛がもう少し良くなったら書こうと思います。
キャッ、ごめんなさ〜い♪(←可愛ないわっ!)


じゃ、本当にこの辺で・・・。


PS.今回のイメージ画は『百合男子』から使用させていただきました。

ひと夏の・・・「恋」?パート2

この間、気が付いたら学生の前で
つい私の激タイプ「デブ」(おっとっと、失礼!)
もとい、「ふくよかな方」の魅力について滔々と語ってしまいました。
おまけに、マツコデラックスに抱きついているユウコりんがマジ羨ましかった、
マツコはきっとフカフカで超気持ちいいに違いないっ、
テンピュールベッドのような安心感があるに違いないっ、
という、授業とは全く関係ない情報まで力説してしまった。(本当どうでもいい。)


その結果、今年度に入って、実に○回目の「変態」という
有り難くない称号をいただくハメになりました。ジャーン。
また、ライバルが少なそうなタイプの割に
未だ「彼氏」が出来ないのは、
私の性格が余程最低最悪なのか、
もしくは、人に言えない変態的趣味を持っているに違いない、
と、まことしやかに囁かれる始末であ〜る。


いえ、私、どちらにも当てはまりませんからっ!!
断じてっ!!!(←怪しいなぁ・・・)




おまけのハート様

いいかもっ(←・・・・・。)




さて、そんなトホホな教師生活&私生活の話はこれぐらいにして、
とっとと前回の「ひと夏の『恋』」話の続きを書きたいと思います。
(若干、どんな話を書いたか、本人も忘れてます・・・)


お詫び:  
  非常に長〜くなってしまった上に、またもや終わりませんでした・・・。
  しゅ、しゅんましぇ〜〜〜ん。
  ええ、『ドラゴンボール』並みの進まなさですよ、katsuyaさん・・・。
  それから、これは私のただの思い出話なので、読んで
  「何じゃコレ、けっ! 調子に乗んなっ」
  と気分を害される方もいるかもしれません。
  最初に謝っておきます。すみません。
  



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数年ぶりに水泳のコーチと思いがけない再会を果たしたからと言って、
私の中で特に盛り上がった思いがあった訳ではありません。
アルバイトのコーチは他にも何人かいたし、
藤木さんは特別目立った存在でもありませんでしたから。


「筒井コーチ(←もう、『筒井』コーチにしちゃう!)とか、
 △△コーチとか、元気にしてるんでしょうか?
 藤木さん、知ってます?」


一応、社交辞令的に話を振ってみると、


「ああ、筒井コーチやろ?○○ちゃんが止めた後、色々あってさ、
 スクール側ともめて、辞めさせられたんやで。」


と、私にとっては「寝耳に水」の事実を聞かされ
私は自分でも気が付かない内に、どうやら涙を流していたのです。


「えっ、ちょっ、何で、どうしたん? 俺、何か悪い事言った?」


ミラー越しに慌てふためいている藤木さんが見え、
ミキもトウコちゃんも心配そうに私を見ていました。


「あっ、すみません。筒井コーチとはすごく仲が良かったので、
 辞めさせられたって聞いて、何かちょっとショックで・・・・。
 すみません、泣くつもりじゃなかったんですけど・・・」


チッ、こんな奴の前で泣いてしまうとは・・・、不覚っ


私はすぐさま涙を拭き、
泣いたという事実を払拭するが如く、
それからは、いつも以上のハイテンションで振舞っていました。


しかし、ここで「涙を流したこと」を私は後でひどく後悔することになるのです。


結局、ほとんど初対面の藤木さんと私が二人きりになれるはずもなく、
なので当然ミキの想いを藤木さんに伝えられず、
その日は空しく時間だけ過ぎていきました。


それからも、ミキの藤木さんへの想いは募る一方で、
「もう、トウコちゃんの顔見るのが辛い」とか言い出し、
「どうしたらいい? なあ、どうしたらいい??」
としきりに私に相談を求めてくるのですが、
恋愛経験皆無のワタクシに何のアドバイスができるのでしょうか。
いや、出来るわけがねぇ。
そして二言目には
「○○子、藤木さんに会って伝えてきて。」
と迫ってくる。
「んなもん、自分で行けっ!!」
とも可哀想で言えず、
「でも〜、会う機会ないしな〜・・・」
とゴニョゴニョとお茶を濁していると、
今度はトウコちゃんから私への呼び出しがかかったのです。



「実は、最近、藤木さんの態度が変やねん。」


気まずそうに切り出すトウコちゃん。


「多分、他に好きな人ができたんやと思うねんけど・・・。
 それって、多分、ミキのことかな〜って。」
「えっ!」


うっわ〜、どうしよう・・・。
ミキの気持ち、トウコちゃんに言うべきやろうか、
でも、ミキへの断りもなく勝手に言うわけにはいかないし・・・


なんて、目の前がグルグルしながら次に言う台詞を考えていると、


「でも、トウコ、
 (↑トウコちゃんは自分のこ『トウコ』って呼ぶんだよ。
  おかしいね、トウコちゃん♪)、
 ミキのことも好きやし、藤木さんのことも好きやし、
 どうしたらいいと思う?」
「そそそそそんなこと、私に言われても〜。」


もーっ、嫌っ!!
何で私がこんな「三角関係」の板挟みみたいにならないとアカンのっ!!
やっぱ、あのロリコン野郎のせいだっ!!
あんのヤローがはっきりした態度をとらないから、
ミキにもトウコちゃんにも思わせぶりな態度をとるから、
こんなことになるんじゃないかっ。
オフィスラブもまともに出来ないロリコン野郎の分際で、
いっちょ前に二股かけてんじゃねぇ〜よっ!!


と、私の怒りと不満は最高MAXになりまして、


「とにかく、私、藤木さんに会ってきて
 ミキの気持ち伝えてくる!!
 ほんで、今後どうすんのか聞いてくるわ!!」


とミキに宣言し、藤木氏と二人で会う決心をしました。
ミキは
「やっとその気になってくれたのね〜」とか
その当時は無邪気に喜んでおりましたが・・・。



・・・で、思い立ったが吉日、早速藤木さんに電話で
「トウコちゃんのことで相談がある」
と偽の相談を持ちかけると、藤木さんは
「わかった。今日、休みだったから、近くまで迎えに行くわ」
ホイホイ出てくることになったのです。


学校の駅から幾つか離れた駅で待ち合わせして、待っていると
車で現れた藤木さんはイキッて窓を開けると
「乗って」
と爽やかさを装って(かどうかは知らんけど)私を呼びました。


「家まで送りながらでもいい?夜、もしかしたら仕事入るかもしれんから。」
「はい、すみません、忙しいのに・・・。」
「ええよ。で、何?トウコの相談って」


トウコって・・・呼び捨てっ!?何様〜〜〜〜!!



コホン、私の心の声はさておき、続けます。


ミキが藤木さんを好きで苦しんでいる事、
そして、トウコちゃんも藤木さんがミキのこと好きじゃないかって
心配していることを伝えました。


すると、藤木さんはちょっと黙ってから、


「まいったな・・・」


と絞り出すように言うと、


「ちょっと、車止めてもいいかな?」


そう言って、藤木さんはあまり人通りがない路上に車を止めて
しばらく何も言わずに考えこんでいました。
見ると、藤木さんは心底困った顔をしていたので、
私は少しだけ可哀想になりました。


「トウコ、気づいてたんか・・・まいったな」
「そうみたいですよ、で、ミキが好きなら好きで、ですね・・・」
「いや、違うねん。俺に気になる子ができたんは確かなんやけど、
 それって、○○子ちゃんやねん。」


「はっ?」


「だから、○○子ちゃんから連絡もらって、
 めっちゃ嬉しくて、すぐ出てきたんやけど・・・」
「はぁ・・・。」


私は何て答えたらいいか分からなくて、空気の漏れたような返事をした。
すると藤木さんは続けて、こう言いました。


「○○子ちゃん、俺のこと、好き?」
「え、あの好きとか、私、よく分からないし・・・。
 って言うか、藤木さんのことよく知らないし、
 って言うか、ミキの話をしにきたわけで・・・」


私が下を向いて、多分真っ赤になりながらヘドモドしながら
答えているのを見て、藤木さんは「これはイケル!」と
思ったのかどうかは分かりませんが、
次の瞬間、藤木さんに抱きしめられていました。



え〜〜〜〜〜っ!!



イメージ画:

(私を『響子さん』、藤木さんを『三鷹コーチ』だと思って、
 しばしこの「茶番劇」にお付き合いを・・・)




何、この「少女漫画」の王道直球ストレート的展開はっ!!
こんなアホみたいなクッサイ展開、
もし漫画で読んでいたら、
「あほくさっ」「ありえんやろっ」
とすぐにでも投げ出す部類のストーリー展開が、
まさか自分の身に降りかかろうとは・・・。


そんな私のパニックをよそに、藤木さんはペラペラと
調子の良いことを語り始めました。


「○○子ちゃん、筒井コーチの話した時、急に泣いたやろ?
 俺、それにやられてもーてん。
 すっごいグッときて、ずっと忘れられへんかってん」


ツーストライク!!



経験値の低い、しかも「腐女子」の私を(←これ、関係ないか)
「落とす」なんて、赤子の手をひねるより簡単だったことでしょう。
抵抗しない私の態度がOKだと思ったのか、
藤木さんはもう一度、腕に力を入れて


「俺と付き合ってくれへん?」


そう囁きました。


スリーストライクっ!!
バッター、アウトっっ!!



私が「落ちた」瞬間でした。



To be continued・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なんじゃ、これっ!!
なめとんか、ワ〜レ〜!
こんな、しょ〜もないもん、まだ続ける気かっ。


・・・とお叱り、御尤もでございます。
次で必ず終わりますので、もう少しだけご辛抱くださいませ。
今度こそ、一週間以内の更新さっ。うふふふ。


あ、そうそう最後になりましたが、
一応「今週のお題」に答えま〜す。(相変わらずの一週遅れですが)
「この秋、行きたいところ」

韓国です。
「行きたいところ」っちゅうか、来週、行きま〜す。うふふ。


ん?
ということは、やっぱ来週までに更新する気ないんじゃないか!!


えへっ、バレちゃいました〜?うふふふふふふふ。



アホなことばかり言うのはこれぐらいにしまして、
できれば、来週は韓国からお届けしま〜す。



ヨロブン アニョヒ カセヨ〜♪(皆さん、さようなら)

既に心は韓国です。



PS。
イメージ画は『北斗の拳』、『めぞん一刻』から
使用させていただきました。

ひと夏の・・・「恋」?

今年の夏の想い出と言えば・・・

ある朝起きたら、目の上をにかまれて、こんな風になっていました。



ヒィっ!!




みんなに、ドメスティックバイオレンスを疑われたとです・・・。


・・・ヒロシです・・・。(違うけど。)



余談ですが・・・
最近また「ヒロシ」さん、ブレイクしているらしいですね。
そう言えば、昨日久々に小島よしおの「そんなの関係ねぇ」を見たら、
当時、学生の前で彼のモノマネをやって、
ドン引きされたことを思い出したとです。
・・・ヒロシです。(←もう、ええっって!!)



驚かせてしまった方、大変申し訳ありません。
一週遅れではありますが、一応「今週のお題」に答えてみました。
別に怖い話は続きませんので、ご安心を。


さて、こんなショボイ「今年の夏の想い出」はさておき、
またもや、私の愛するTHEイナズマ戦隊様のラジオでのことですが、
「みんなの『ひと夏の恋』の話を募集!!」ということで、
色々な方から送られてきた「恋話」を紹介していました。


その「恋話」に興奮(!?)した上中さんが、


「次は『ひと夏の経験(恋話バージョン)』を募集や!
 『ハート』股間に響く話を頼むでっ。
 やっぱ『ハート』股間に直撃してこそ、ロックンロールやで」


とお達しなので、私のブログも勝手に


「ひと夏の経験(恋バージョン)」


でお送りしようと思います。
と言っても股間直撃は無理だと思いますが・・・。
○○○な男性諸君、すみません。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。


あれは私が高校2年の夏のことでした。
クラスで仲良かった友達のミキ(仮名)から


「ちょっと相談したいことがあるねん。」


と思い詰めた表情で呼び出されました。


話を聞くと、
ちょっと前にミキの親友トウコちゃん(仮名)に彼氏が出来たそうで、
最近はトウコちゃんとその彼とミキとの3人で
色々と遊びに行くことが多かったそうなんです。


で、よくある話なんですが、一緒に遊びに行ってるうちに、
ミキはそのトウコちゃんの彼を好きになってしまったのです。
ミキ曰く、その彼は本当にカッコよくて、優しくて、
何よりも大人で、好きにならずにはいられなかった、らしいです。


「何よりも『大人』」って、それもそのはず、彼は8つも年上の社会人。


「何それ、その人ただのロリコンちゃうん?」


と私の心の声は叫んでいました。
大人になってからの年の差8つはいざ知らず、
25の青年が女子高校生に手を出したらイカンやろ!
いたいけな女子高生2人も騙くらかすなんて、なんて野郎だ!
大人しくオフィスラブでもしてろっ。
でなきゃ、ウチが成敗してやるっ。


「・・・で、○○子(←私のこと)に
 私の気持ち、彼に伝えて欲しいんだけど・・・」
「はっ?」


と私が怒りに燃えている間に、どうやら話は変な展開に・・・。
ミキが言うには、
親友のトウコちゃんを裏切ることはできないけど、
このままじゃ苦しすぎるので、
一応気持ちを伝えたら身を引く覚悟だとか何とか・・・。
じゃ、自分で伝えた方がいいんじゃないのと、私が言ったら、
それは無理・・・とのこと。(乙女心はようわからんわ・・・)



・・・で、あれよあれよと言う間に、
私とミキとトウコちゃんと彼と4人でご飯を食べに行くことになったんです。
約束の日、私とミキは駅でトウコちゃんと彼を待っていました。
すると一台の白い車が現れて、トウコちゃんが降りてきました。


「こめ〜ん、お待たせ。乗って、乗って」


と言って私たちを車の後部座席に案内してくれました。
車に乗ると、運転席には身体はガッチリ目でしたが、
白い歯キラっ系の爽やかそうな男の人が乗っていて、


「藤木(仮名)です。初めまして。」


と挨拶してきたので、私も


「○○です。初めまして。」


とちょっと緊張しながら挨拶しました。


『何だ、もっとロリコンっぽい変な奴かと思ったら、意外に普通だな』


と失礼なことを思いながら、しばし彼を観察していました。
すると、彼はミラー越しに私を見て、


「○○ちゃんさ、(←すでに『ちゃん』づけ・・・。)
 俺、会うの初めてじゃないよね?」
「えっ?そうですか?」


『きたな、きたな〜、いきなり本性表してきたな、このロリコンやろーが。
 その台詞、「ナンパ」の常套文句じゃねーかっ。』


そんな警戒心を隠して、私は平静を装いながら


「いや〜、初めてだと思いますけど・・・」
「本当に? 本当に俺の事、覚えてないの?」


『だ〜か〜らっ、騙されへんちゅうねんっ!!』


「はい、すみません、ちょっと・・・」


と私が半分面倒くさそうに言うと、彼が信じられないことを言ったのです。


「○○ちゃん、△△スイミングの選手コース行ってたでしょ?
 俺、大学の時、そこでコーチのアルバイトしてたんやけど・・・」



あ〜〜〜〜〜っ!!



お・も・い・だ・し・ま・し・た!!!



そう、彼は私が小学校の時、通っていたスイミングで
アルバイトに来ていたコーチの一人だったのです。



What a small world!!

(↑katsuyaさん、スペル修正しました!!)



・・・長くなりそうなので、続く
(今回は本当に続きます・・・。)



PS。
ちなみに、
このコーチは『七瀬ふたたび』を勧めてくれたコーチとは別人です。
4/23参照:http://d.hatena.ne.jp/takao630/20110423

残暑お見舞い申し上げます!

先日、卒業生の一人から「暑中見舞い」もどきの手紙をもらいました。


内容はこうでした。


「先生、元気〜?最近本当に暑くてたまらないですよね!
 こんな日が続くと、嫌でも先生のことを思い出します。
 何でって? それは、
 先生が真夏のように激熱な性格だからに決まってるでしょ〜♪」



う〜ん・・・微妙・・・。




だって、私は「秋空のような爽やかな」女教師を目指しているのにっ、
それが、まさかまさかの
女版:松岡修造だったなんてっ!!



嫌っ、嫌過ぎるっ!!
一体どこでキャラクターの選択を間違えてしまったの??



この前は男子生徒に

「先生は僕のお母さんみたい。」


と言われました。


センシハ 100ポンインノ ダメージヲ ウケタ


「えっ?? お、お姉さんじゃなくって??」


「うん、お母さん(キッパリ!)。」


センシハ サラニ 100ポイントノ ダメージヲ ウケタ・・・。


「どこがっ!
 どこが『お姉さん』じゃなくて、『お母さん』なのか、お言いっ!!」


大人げなく、胸ぐら掴む勢いで問い詰めると


「そのドスのきいたとこ?
そんで、良く言えば『あったかい』けど、悪く言えば『暑っ苦しい』とこ?」




あ〜〜〜〜〜〜・・・・・・。



ーーーーGAME OVER −−−−−−−



「あっ、でも先生、安心して!
 僕のお母さん、まだ若いからっ!!」


・・・あんま〜り、慰めになってませんけど・・・。



いえ、勿論「熱い教師」がイケナイ訳じゃないんです。
ただ、ワタクシが目指しているのは
あくまでも「春風のような可憐な教師」な訳でして・・・。
(↑ もう、ええっちゅうに!!)


世の中、なかなか「理想通り」にとはいきませんね・・・。





・・・そんな訳で(って、どんな訳だ?)
他称「熱い女」から皆さまへ「残暑お見舞い」代わりに、
こんな暑さも吹っ飛ぶ、激辛ソースをご紹介いたします。



これは、いつも私がお邪魔させていただいているbaiksajaさんのブログで
ご紹介されていた物なんですが、
「サンバル」と言いまして、
インドネシア料理によく用いられる辛味調味料で、チリソースの一種です。


baiksajaさんの記事を読んだ時に、
「美味しそう〜」と思って、早速買いに走った私なんですが
そんな「サンバル」を口に入れて、10秒ほどたつと・・・



火を吹く辛さと、吹き出す汗・・・。
でもっ、でもっ、



美味すぃ〜〜〜〜!!(←エコーかかってます)



あまりの美味しさに、すっかり病みつきになり、
流れ出た汗とともに、病み付きだった私も
すっかり元気になりましたとさっ。


今年の「私の暑さ対策」は、やっぱこれで決まり!!
(やった!「今週のお題」クリアしたぞっ)


ありがとう、baiksajaさん!!
ありがとう、サンバル!!


辛いのがお好きな方は、是非是非一度ご賞味下さいませ。




さて、そろそろ皆さんとお別れする時間がきてしまいました。
最後に、何故か人気のあるイタリアン君のプチネタをお送りして
お別れしたいと思います。


先日、学校でイタリアン君の担任の先生にお会いしました。


「○○先生(←私のこと)、聞いてくださいよ!
 J君から『暑中見舞い』の葉書きがきたんですけどね、
 もう、何て書いてあったと思います?」


「さぁ・・・?」


I miss you!  I miss you!!  
  I miss you♡♡



「・・・・・・・。」



・・・一番暑苦しいのは、ヤツかもしれん・・・。



みなさま、残暑お見舞い申し上げます!!



PS.今回のイメージ画は『うる星やつら』から使用させていただきました。

ある日の・・・。

長い休みになったら、必ず風邪を引いて寝込むのは
どこのどいつだ〜い?


・・・アタシだよっ!!(ネタのチョイスが古い・・・)


で、風邪を引いてちょっぴり寝込んでおります。


んん〜??誰ですか?
夏風邪はバカが引くって本当だったんだ」と呟いている人はっ。


まっ、言い返せませんけどねぇ〜。


・・・そんな訳で、
今回は「小ネタ」2本でお茶を濁したいと思います。



小ネタその1:「ある日のイタリアン君」


この間、学校の校門で久しぶりにイタリアン君に遭遇しました。
イタリアン君(以下『J』とします)は何故か頭を抱え、苦しそうな顔。
私はちょっと心配になって、彼に声をかけたのが間違いでした・・・。


私:「どうしたん?頭痛いの?」
J:「はい、ちょっと頭痛が・・・。
  でも、もう大丈夫。先生が僕の薬ですから(ウインク付き)」
私:「・・・・・・・。」



J:「先生、今日のネックスレス、素敵ですね。誰にもらったんですか?」
私:「自分で買ったんだけど?」
J:「あ〜っ!」(←手を額に当てたオーバーリアクション付き)
私:「ちょっ、何よ、大声あげて!」
J:「良かったぁ〜。先生はまだ誰の物でもないんですねっ
私:「・・・・。(っつぅか、間違ってもあんたの物にはならんけどなっ)」



J:「先生はもうちょっと太った方がいいよ〜。」
私:「え〜?痩せすぎってこと?」(チッ、容姿のダメ出しかよっ!)
J:「その方が、更に僕のタイプだから(更にウインク付き・・・)」
私:「・・・・・・・、あ〜の〜ねぇ〜、」


いつも冷静に受け流す私でも、この三連発
流石に文句の一言でも言ってやろうと思った矢先、


J:「あ、○○先生〜〜〜


担任の先生(若い♀)を見つけるや否や、
あっという間に走り去って行きましたとさっ。
なめとんかっ。


注意:
これは全て事実に基づいたノンフィクションでございます。



小ネタその2:「ある日の私」


私はいつも夜中に洗濯物を干しているのですが、
その日も干し終わって、部屋の中に入ってきた時のことです。


ふと、背中にチクチクとした違和感を感じたのでございます。


「何か木の枝でもひっかかったのかな?」

そう思って、背中に手をやり、そのひっかかりを手にしてみると・・・





なんじゃ、こりゃ〜!!



・・・カナブン君でした。


そっからは、

「追う私」  →             「逃げるカナブン」
  ↑                            ↓
「もがいて『私の手』から脱出するカナブン」←「掴まえた私」


以上の構図が幾度となく繰り返されておりました。


だ〜か〜ら〜、別に取って食やしねぇって!!
お外に逃がしてあげたいだけだから、静かに掴まってよっ!!


私の必死な訴えもカナブンちゃんには届かず、
掴まった瞬間、死に物狂いであばれるカナブンちゃん・・・。
めちゃ痛ぇ〜んだって、カナブンちゃんの足!!


草木も眠る丑三つ時に、何が悲しゅうて
カナブンと追いかけっこせにゃならんのだっ!!


カナブン:「うふふ・・・私を掴まえてごらんなさぁ〜い
私:「こいつぅ〜、待て待て〜


・・・な〜んて事にも疲れてきたので、諦めて


sleep with ザ KANABUN.


することにしました。


朝起きて、一夜を共にしたカナブン君に
若干愛情が湧きかけていた私ですが、
窓を開けた瞬間、
「さよなら」も言わずに(←当たり前。)
カナブン君は朝日に向かって、飛び立っていきました。



さようなら、カナブン君。
君との一夜を私は忘れないでしょう・・・。
さようなら、カナブンの君(きみ)。
また、会う日まで・・・。




・・・以上!!
小ネタと書いた割には、ちと長くなってしまいましたが、
今回はこんなところで・・・・
ゲホッ、ゴホッ・・・。(←わざとらしいっ。)




さらばでござるっ。


PS:イメージ画は『賭博黙示録カイジ』より使わせていただきました。

分かっちゃいるけど・・・。

姉さん、事件です。


夏バテです。(大した事件じゃねぇな〜・・・)



台風6号君がやって来てくれたお陰で、
7月20(水)は午前中休みという
思いがけず、ワンダホータイムをいただきましたが、


(余談ですが・・・、
 コードネーム「晴れ男」(2/19ブログ参照:http://d.hatena.ne.jp/takao630/20110219/1298136479 )曰く、
 「あの午前中休みの警報は、オレ様のお陰だ!」とほざいておった。
 奴は「晴れ」専門では無かったのかっ!?う〜ん、有り得るから怖い・・・。)



んが、
自称、虚弱体質の私は毎年夏バテするんです。
ああ、まだ夏なったばっかしなのに・・・。おかぁーちゃーん!!


それに「今週のお題」に答えようかと思いきや、
むむむむ・・・難しすぎるじゃねぇかっ、チキショー!!


テーマ1
「もうダメだ」から逆転したエピソード
→「もうダメだ」から、ずっと「ダメ」なんですけど、何か??


テーマ2
「本当に強い人間」とはどんな人間??
ケンシロウ・・・、とか??


テーマ3
あなたにとって「永遠の愛」とは??
→Hey,ユー、喧嘩、売ってます??
 知るかっ!んなもん!!
 おがぁーぢぁーん!!



・・・別にふざけている訳ではありませんが、
私にとっては、どれもこれも難しいお題ばかりなので、
今回もいつも通り「くだらない日常の巻」でお届けいたしま〜す。




・・・・・・・・。
さて、私のクラスではありませんが、我が学校には
とってもイタ〜リア〜〜ンな学生がおります。


彼は女性と見ると、それが教師であろうとなかろうと、
授業中であろうとなかろうと、口説かずにはいられない
イタリアの種馬、ロッキーバルボア的な男なんです・・・。
ああ、迷惑・・・。


イメージ画:


流石にここまで大胆ではありませんが、
彼の色男ぶりはなかなかのもんです。
(ちなみに外見もそこそそ『色男』です。)



例えば・・・
朝、彼とすれ違えば、必ず・・・


「先生、今日の、このシャツ(うちは私服です)
 先生の好みをイメージして選んできたんだけど、どう?」
「あはは・・・、ありがとう、いいんじゃない?」(←もう、慣れてます)



月曜日の朝ともなれば・・・


「先生、週末会えなくて、寂しくてずっと泣いてたよ。」
「あはは・・・、ありがとう。私は別に寂しくなかったけどね。」
(↑ はい、いつものことです)



授業で初めて会う日は・・・

「先生、今日の髪型、最高!!
 美しすぎて授業に集中できないよ〜(ウインク付き)」
「あはは・・・、ありがとう。
 でも、授業に集中しなかったら、し・ば・くっ」(←ええ、慣れてます・・・)



・・・とまあ、四六時中こんな感じなんで、
すっかり慣れっこの私たち女教師は
(言っておきますが、彼のターゲットは一応、若手の女教師全員です。
 私だけではありませんので、誤解無きように。)


「んなもんで、私らの心が動くかっちゅうねん!
 大人の女をなめんなよっ!!」


と余裕シャクシャク風を吹かしておりましたが、
実はたった一度だけ、彼の言動にドキっとしたことがあるのです。



その日は授業でグループワークをしていました。
みんなのグループを万遍無く回って、彼のグループに行った時のことです。
グループの話を聞きながら、アドバイスをしていたら、
彼が私の手をジっと見詰めて、こう言ったのです。


「僕、先生のが大好きなんだ。
 その細くて長い指で黒板書いてるのって、優雅だよね。」




し、しまった・・・。


やられたぁぁぁぁ。



何かで読んだことがあります。
「女性を口説き落とすなら、身体のパーツを褒めろ」と。
コイツは知ってか知らずか、そんな高度な(!?)口説きテクニックを
一体どこで覚えてきたんだ!!
末恐ろしいガキお坊っちゃまだ。
君の将来が心配だよ、先生は!



さて、そんな一瞬「ドキっ」としたことがあったからと言って、
彼を意識する程、わたくし、ウブじゃございませんの。おほほほ。
何て言いますの?
「恋の百戦錬磨」(←嘘をつけぃ!)のワタクシが、
そう易々と落とせると思ったら大間違いですわよ。おほほほほ。


・・・と言うか、やっぱ学生は私にとって「子ども」みたいなもんで、
何かちょっと、そういう感覚にはなりにくいと言うか(←当たり前だ!!)
なので、
我が校のご父兄の皆々様!!
安心して、わたくしに大事なご子息をお預けくださいませっ。
絶対に、絶対に手を出しません!!
・・・在学中は





おほほほほほほほ。

・・・・・・・・。
ああ、こんな事ばかり書いてたら、
本当に辞めさせられる日も近いかも・・・。


ええ、分かっちゃいるけど・・・

僕は止めましぇ〜ん!!武田鉄矢風に)

Say,yes♪





PS。
本日のイメージ画は
桜蘭高校ホスト部』と『西洋骨董洋菓子店
から使用させていただきました。

主に泣いています

ヘェルルルロォ〜エヴッリバーディ!


毎日、暑いでんな〜。 皆さん、お変わりありませんでしょうか。
私は最近、卒業した学生(♀)から、


「先生、元気〜?
私、来週『お見合い』するんだよ〜。楽しみ〜♪」


というメールをもらいました。・・・・・。


「へぇ〜、すごいね!またどうだったか教えてね

という返信をしつつ、実は、


てんめぇ、

先越すつもりじゃねーだろうなぁっ。オリャー!
(↑ っていうか、もう先を越されているんだけどね・・・。)



と勝手にメラメラと闘争心を燃やしているため、
もはや私の教室は
「ザ・熱湯風呂我慢大会」状態です。(←学生、大迷惑。)



さて、私のつまんない近況報告はこの辺にして・・・。
今回は久しぶりに「今週のお題」について書こうと思います。


お題「あなたは10年前、何をしていましたか。」



主に勉強してました。



以上っ。


いや〜、書く事が無い訳じゃないんですが、
とてもじゃありませんが、一回のブログに収まりそうにありませんので
まあ、その内ボチボチと・・・。


☆注意: 
すみません、ここから非常に長いですから、お時間のある時にどうぞ・・・。




そう言えば、「主に勉強してました」と書いて思い出しましたが、
皆さんは主に泣いてますという漫画をご存知でしょうか?

主に泣いてます(1) (モーニング KC)


海月姫』で有名な東村アキコ先生著書で、ただいまモーニングに連載中です。

ストーリーを簡単にまとめますと、
有り余る美貌を持っているにも関わらず、控え目かつ繊細で、
人付き合いが苦手なため、男性からはストーキングされ、
女性からは必ず妬まれ、働く事もままならない
ド級の不幸な人生を送っている女性の話です。

(注:ギャグ漫画です。)


東村アキコ先生は第一巻「あとがき」で、こう述べています。
(以下、「あとがき」より引用)

   
   とにかく昔から超美人の人は何かと大変だろうなあと
   心配しながら生きてきました。
   ちなみに私が言ってる「何かと大変な美人」とは
   つまり「美人だけど気が弱い」人であり、
   「美人だけでお人前に出るのが苦手」な人であり
   「美人だけど社交的でない」人なわけで・・・
   つまり美しいことを武器にしてのし上がっていく美人は
   別にしていいんです。


   この間なんてうちの近所でこんな美人を見ました。
   (お昼休みに、ビルの透間で立ったままお弁当を食べる美人)
   私の予想だと、彼女は美しいがゆえ、
   職場で一緒に入社した同僚の男に告白されストーカーされ
   それを上司に相談したら、その上司に惚れられセクハラされ
   「やめてください」と断ったら、翌日から職場でパワハラされ、
   困って同じ部署の女性社員たちに相談したら、
   それを「モテ自慢」だと受け取られ・・・

   そんなこんなで、あっという間にハブられてしまったのでしょう。
   休憩室でお弁当も食べられないくらいの
   ハブられかたをされているのでしょう、美人ゆえに・・・。

   いるんです絶対。
   都会のビルの片隅でひっそり生息している不幸美人が・・・。




私がこの漫画に思い入れがあるのは、面白いからという理由も勿論ありますが、
このあとがきを読んだ時、とても共感してしまったからです。
「あ、これ、うちの母だ」と・・・。



私の母は、娘の私が言うのもなんですが、
若い頃は大層美しい人でした。(今もそれなりに綺麗ですが、もう年なんでね。)
その上、私と全く違い(!?)、控え目で、よく言えば従順な、
悪く言えば自己主張の無い、家庭的な女らしい人なんです。
勿論、自分の母ですから、初めからそういう認識があった訳ではなく
周りから
「○○ちゃん家のお母さんは本当に美人ね。」
とか、
「○○さん家の『美人』の奥さん」
とか、
「『美人』の○○さん」
と言うように、母を形容する際に、
まるで枕詞のように「美人」という言葉がつきまとっているのを聞き続けると
流石に「そうなんかな」と思わされた次第でございます。



ここまで読まれた方、誤解しないでいただきたいのですが、
これは自慢話でも何でもありません。
うちの母が、その性格では持て余す程の容姿がゆえに
結構可哀想な人生を送っているということを紹介したいのです。


それから、もう一つ!!
残念ながら、この母の美しいDNAは全て兄に持っていかれ、
私には「声」以外、悲しいほど受け継がれていません。(ちなみに声は『激似』です)
そのため、我が兄は小・中・高と超モテモテの、
妹としては究極にハタ迷惑な学生生活を送っておりましたが、
ま、それはまた別のお話と言うことで・・・。



では、うちの母の「プチ不幸人生」
エピソードその1:

銀行に事務員として入社した筈が、何故か入社すると
エレベーターガール配属になっていた。
聞くと、上の人が元々エレベーターガールとして決まっていた人と
うちの母を直前に交換人事したらしい。
そのせいで、その人から妬まれ変な噂を流されて、困ったとのこと。

当然、否定する気力も言い返す勇気も持たない母は、
ひっそりじっと我慢の子だったらしい。




エピソードその2:
長年言い続けた人事が叶って、
やっと元々の配属の事務の仕事につくことになったのですが、
新人でもないのに、仕事がド素人で全く使えない。
当然、忙しい女性の先輩達や同期の人もイラつきながらも
最初は丁寧に教えてくれてたそうです。
しかし、男性社員が母を執拗に庇うような発言を繰り返すため、
「○○さんは『美人』だから、得よね」
とか、
「○○さんは出来なくてもいいんじゃない?笑ってたらそれだけで」
とか、
「いいわよね〜、『美人』はミスしても許されるんだから」
等と言われ始め、段々女性社員から冷たくされるようになったらしい。


当然、母の性格からして、そこで「何くそ!」と思う根性も無く、
おちゃらけて女性社員のハートをがっちり掴むこともできず、
結局あまり仕事も出来ないまま、ひっそり結婚退職したとのこと。




エピソードその3:
私が小学生の時、母はママさんコーラスに入っていました。
で、そのママさんコーラスがたまたまテレビに出ることになった時のことです。
母は歌がさして上手くもなく、パートも低音担当で、背も高いので
立ち位置としては目立たない後ろの端っこだったのです。
しかし、いざ撮影が始まると、画面は母のアップばかり・・・。(生放送でした)
そして歌が終わってからのインタビューでも、
コーラスのリーダーをさしおき、インタビューアーは母ばかり質問攻め。
後でVTR見ても、ほとんど母しか映っていない・・・。


それがきっかけでコーラス内は気まずい空気が流れ始め、
それに母は歌が上手い訳ではないので、
何だかいたたまれなくなり、ママさんコーラスを止めたそうです。




エピソードその4:
スーパーのレジ打ちのパートを始めるも、
一週間もしない内に、何故か突然作られた
「店長の秘書」
なるものをやらされるハメになり、
他のパートの人達から
「店長と○○さんは出来ている!」と噂され(←そら、そうやろ・・・)
いたたまれなくなり、パートを辞めた。



エピソードその・・・(←まだ、あるんか〜〜い!!)
まあ、こんな話は母にとっては日常茶飯事です。
その度に


「○○ちゃん(←私のこと)、お母さんは駄目ね・・・。
 何をやっても続かない、ダメな人間ね。」
(ちなみに、うちの母は関東人なので、関西弁ではありません。)


と、ヨヨ・・と泣き崩れるのです。私としては、



そこっ!そこがあかんのちゃうかっ!!



と関西弁で突っ込みを入れたいところではありますが、
そんなこと言おうものなら、


「ごめんね、○○ちゃん、こんなお母さんでごめんね・・・。
 でも、お母さん、○○ちゃんしか相談できなくて・・・。」


と更にサメザメと泣き続けて、しばらく家庭の中がドンヨリするので、


「気にせんとき!
 そのうち、お母さんが続けられる職場がきっと見つかるって!」


と励ますしかないのであった。気ぃ使うで、ほんま



・・・で、そんな母の最近のエピソード
2か月ぶりぐらいに実家に帰ると、
私と違って(←こればっか)、いつも小奇麗にしている母なのに
何故か髪を振り乱し、化粧っ気も無く、変な服を着ていたのです。
私はちょっと変だな〜と思いましたが、まあ母も年だし、
面倒くさくなったのかなと思っていたら、実はこんなことがあったそうです。


父と母は最近、グランドゴルフを始めて、最初は楽しく通っていたそうなんですが、
ある日、別に親しくもないメンバーの男性に、突然


「あんたみたいな女には騙されんからな。美人にはトゲがあるからなっ」


と言われて、びっくりしたそうです。

で、他の女性メンバーの方にも


「○○さん、いつもそんな綺麗な格好で着て、男性を誘惑しに来はったん?」


と言われたらしい。
それでいつもの如く、


「○○ちゃん、お母さん、この年でもう誘惑なんてしないわよっ。
 どうして、そんな風に思われちゃうのかしら・・・。シクシク。」


と相変わらず暗雲立ち込める表情で申しておりました。
その結果、わざと変な格好でグランドゴルフに出かけてるんだって。
ご苦労なこって・・・。



さて、こんな母ですが、私は母の事が大大大好きです。
だから、私の母をこれ以上苛める奴がいたら・・・




ぶっ飛ばしてやります。



母はよく私にこう言います。

「○○ちゃん、お母さんに似なくて、本当に良かったと思ってるのよ。
 全然、似てないもんね〜。
 ○○ちゃんなら、どんな困難にあっても負けないもんね。
 その性格と言い、言動と言い、男の子顔負けだものね。
 いや、いっそお兄ちゃんと交換して、
 男の子だったら良かったのにね。ウフ。」




・・・・・。
ぶっ飛ばしちゃっていいすか?



それでは、皆様、またのご来訪お待ちしております。
御機嫌よう〜♪