ひと夏の・・・「恋」?パート2

この間、気が付いたら学生の前で
つい私の激タイプ「デブ」(おっとっと、失礼!)
もとい、「ふくよかな方」の魅力について滔々と語ってしまいました。
おまけに、マツコデラックスに抱きついているユウコりんがマジ羨ましかった、
マツコはきっとフカフカで超気持ちいいに違いないっ、
テンピュールベッドのような安心感があるに違いないっ、
という、授業とは全く関係ない情報まで力説してしまった。(本当どうでもいい。)


その結果、今年度に入って、実に○回目の「変態」という
有り難くない称号をいただくハメになりました。ジャーン。
また、ライバルが少なそうなタイプの割に
未だ「彼氏」が出来ないのは、
私の性格が余程最低最悪なのか、
もしくは、人に言えない変態的趣味を持っているに違いない、
と、まことしやかに囁かれる始末であ〜る。


いえ、私、どちらにも当てはまりませんからっ!!
断じてっ!!!(←怪しいなぁ・・・)




おまけのハート様

いいかもっ(←・・・・・。)




さて、そんなトホホな教師生活&私生活の話はこれぐらいにして、
とっとと前回の「ひと夏の『恋』」話の続きを書きたいと思います。
(若干、どんな話を書いたか、本人も忘れてます・・・)


お詫び:  
  非常に長〜くなってしまった上に、またもや終わりませんでした・・・。
  しゅ、しゅんましぇ〜〜〜ん。
  ええ、『ドラゴンボール』並みの進まなさですよ、katsuyaさん・・・。
  それから、これは私のただの思い出話なので、読んで
  「何じゃコレ、けっ! 調子に乗んなっ」
  と気分を害される方もいるかもしれません。
  最初に謝っておきます。すみません。
  



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

数年ぶりに水泳のコーチと思いがけない再会を果たしたからと言って、
私の中で特に盛り上がった思いがあった訳ではありません。
アルバイトのコーチは他にも何人かいたし、
藤木さんは特別目立った存在でもありませんでしたから。


「筒井コーチ(←もう、『筒井』コーチにしちゃう!)とか、
 △△コーチとか、元気にしてるんでしょうか?
 藤木さん、知ってます?」


一応、社交辞令的に話を振ってみると、


「ああ、筒井コーチやろ?○○ちゃんが止めた後、色々あってさ、
 スクール側ともめて、辞めさせられたんやで。」


と、私にとっては「寝耳に水」の事実を聞かされ
私は自分でも気が付かない内に、どうやら涙を流していたのです。


「えっ、ちょっ、何で、どうしたん? 俺、何か悪い事言った?」


ミラー越しに慌てふためいている藤木さんが見え、
ミキもトウコちゃんも心配そうに私を見ていました。


「あっ、すみません。筒井コーチとはすごく仲が良かったので、
 辞めさせられたって聞いて、何かちょっとショックで・・・・。
 すみません、泣くつもりじゃなかったんですけど・・・」


チッ、こんな奴の前で泣いてしまうとは・・・、不覚っ


私はすぐさま涙を拭き、
泣いたという事実を払拭するが如く、
それからは、いつも以上のハイテンションで振舞っていました。


しかし、ここで「涙を流したこと」を私は後でひどく後悔することになるのです。


結局、ほとんど初対面の藤木さんと私が二人きりになれるはずもなく、
なので当然ミキの想いを藤木さんに伝えられず、
その日は空しく時間だけ過ぎていきました。


それからも、ミキの藤木さんへの想いは募る一方で、
「もう、トウコちゃんの顔見るのが辛い」とか言い出し、
「どうしたらいい? なあ、どうしたらいい??」
としきりに私に相談を求めてくるのですが、
恋愛経験皆無のワタクシに何のアドバイスができるのでしょうか。
いや、出来るわけがねぇ。
そして二言目には
「○○子、藤木さんに会って伝えてきて。」
と迫ってくる。
「んなもん、自分で行けっ!!」
とも可哀想で言えず、
「でも〜、会う機会ないしな〜・・・」
とゴニョゴニョとお茶を濁していると、
今度はトウコちゃんから私への呼び出しがかかったのです。



「実は、最近、藤木さんの態度が変やねん。」


気まずそうに切り出すトウコちゃん。


「多分、他に好きな人ができたんやと思うねんけど・・・。
 それって、多分、ミキのことかな〜って。」
「えっ!」


うっわ〜、どうしよう・・・。
ミキの気持ち、トウコちゃんに言うべきやろうか、
でも、ミキへの断りもなく勝手に言うわけにはいかないし・・・


なんて、目の前がグルグルしながら次に言う台詞を考えていると、


「でも、トウコ、
 (↑トウコちゃんは自分のこ『トウコ』って呼ぶんだよ。
  おかしいね、トウコちゃん♪)、
 ミキのことも好きやし、藤木さんのことも好きやし、
 どうしたらいいと思う?」
「そそそそそんなこと、私に言われても〜。」


もーっ、嫌っ!!
何で私がこんな「三角関係」の板挟みみたいにならないとアカンのっ!!
やっぱ、あのロリコン野郎のせいだっ!!
あんのヤローがはっきりした態度をとらないから、
ミキにもトウコちゃんにも思わせぶりな態度をとるから、
こんなことになるんじゃないかっ。
オフィスラブもまともに出来ないロリコン野郎の分際で、
いっちょ前に二股かけてんじゃねぇ〜よっ!!


と、私の怒りと不満は最高MAXになりまして、


「とにかく、私、藤木さんに会ってきて
 ミキの気持ち伝えてくる!!
 ほんで、今後どうすんのか聞いてくるわ!!」


とミキに宣言し、藤木氏と二人で会う決心をしました。
ミキは
「やっとその気になってくれたのね〜」とか
その当時は無邪気に喜んでおりましたが・・・。



・・・で、思い立ったが吉日、早速藤木さんに電話で
「トウコちゃんのことで相談がある」
と偽の相談を持ちかけると、藤木さんは
「わかった。今日、休みだったから、近くまで迎えに行くわ」
ホイホイ出てくることになったのです。


学校の駅から幾つか離れた駅で待ち合わせして、待っていると
車で現れた藤木さんはイキッて窓を開けると
「乗って」
と爽やかさを装って(かどうかは知らんけど)私を呼びました。


「家まで送りながらでもいい?夜、もしかしたら仕事入るかもしれんから。」
「はい、すみません、忙しいのに・・・。」
「ええよ。で、何?トウコの相談って」


トウコって・・・呼び捨てっ!?何様〜〜〜〜!!



コホン、私の心の声はさておき、続けます。


ミキが藤木さんを好きで苦しんでいる事、
そして、トウコちゃんも藤木さんがミキのこと好きじゃないかって
心配していることを伝えました。


すると、藤木さんはちょっと黙ってから、


「まいったな・・・」


と絞り出すように言うと、


「ちょっと、車止めてもいいかな?」


そう言って、藤木さんはあまり人通りがない路上に車を止めて
しばらく何も言わずに考えこんでいました。
見ると、藤木さんは心底困った顔をしていたので、
私は少しだけ可哀想になりました。


「トウコ、気づいてたんか・・・まいったな」
「そうみたいですよ、で、ミキが好きなら好きで、ですね・・・」
「いや、違うねん。俺に気になる子ができたんは確かなんやけど、
 それって、○○子ちゃんやねん。」


「はっ?」


「だから、○○子ちゃんから連絡もらって、
 めっちゃ嬉しくて、すぐ出てきたんやけど・・・」
「はぁ・・・。」


私は何て答えたらいいか分からなくて、空気の漏れたような返事をした。
すると藤木さんは続けて、こう言いました。


「○○子ちゃん、俺のこと、好き?」
「え、あの好きとか、私、よく分からないし・・・。
 って言うか、藤木さんのことよく知らないし、
 って言うか、ミキの話をしにきたわけで・・・」


私が下を向いて、多分真っ赤になりながらヘドモドしながら
答えているのを見て、藤木さんは「これはイケル!」と
思ったのかどうかは分かりませんが、
次の瞬間、藤木さんに抱きしめられていました。



え〜〜〜〜〜っ!!



イメージ画:

(私を『響子さん』、藤木さんを『三鷹コーチ』だと思って、
 しばしこの「茶番劇」にお付き合いを・・・)




何、この「少女漫画」の王道直球ストレート的展開はっ!!
こんなアホみたいなクッサイ展開、
もし漫画で読んでいたら、
「あほくさっ」「ありえんやろっ」
とすぐにでも投げ出す部類のストーリー展開が、
まさか自分の身に降りかかろうとは・・・。


そんな私のパニックをよそに、藤木さんはペラペラと
調子の良いことを語り始めました。


「○○子ちゃん、筒井コーチの話した時、急に泣いたやろ?
 俺、それにやられてもーてん。
 すっごいグッときて、ずっと忘れられへんかってん」


ツーストライク!!



経験値の低い、しかも「腐女子」の私を(←これ、関係ないか)
「落とす」なんて、赤子の手をひねるより簡単だったことでしょう。
抵抗しない私の態度がOKだと思ったのか、
藤木さんはもう一度、腕に力を入れて


「俺と付き合ってくれへん?」


そう囁きました。


スリーストライクっ!!
バッター、アウトっっ!!



私が「落ちた」瞬間でした。



To be continued・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なんじゃ、これっ!!
なめとんか、ワ〜レ〜!
こんな、しょ〜もないもん、まだ続ける気かっ。


・・・とお叱り、御尤もでございます。
次で必ず終わりますので、もう少しだけご辛抱くださいませ。
今度こそ、一週間以内の更新さっ。うふふふ。


あ、そうそう最後になりましたが、
一応「今週のお題」に答えま〜す。(相変わらずの一週遅れですが)
「この秋、行きたいところ」

韓国です。
「行きたいところ」っちゅうか、来週、行きま〜す。うふふ。


ん?
ということは、やっぱ来週までに更新する気ないんじゃないか!!


えへっ、バレちゃいました〜?うふふふふふふふ。



アホなことばかり言うのはこれぐらいにしまして、
できれば、来週は韓国からお届けしま〜す。



ヨロブン アニョヒ カセヨ〜♪(皆さん、さようなら)

既に心は韓国です。



PS。
イメージ画は『北斗の拳』、『めぞん一刻』から
使用させていただきました。