新学期、よおーい、ドン!!

突然ですが、職業柄と言うか、職業病と言うべきか、
私はものすごく声が大きいんです。


先日、新しいクラスの面々と顔を合わせた時のことです。
教室に入って、私が声を出した瞬間、
みんな


「・・・・!?」


唖然とした表情に・・・。


でも、これは全て「想定内」(古いな・・・)のことなんです。



どうも私は外見が大人しそうに見えるらしく、
まさかそんな大きな声を出さなさそうに思えるらしいです。



みんなのびっくりした顔が見たくて、
初日は特に「腹の底から」声を出して
そんなしょ〜もない事で皆をビビらせることに命を燃やしています。
ヒヒヒ・・・。
(そうして、やがて「うざがられる」運命に・・・。ひぃ〜)



で、今年もその面では
大成功!!ぶいっ!!」
とプラカードを揚げたいところなんですが、
やっぱりその後がいけません!!


「ああ・・・。今年もまた自己紹介、スベリまくりやったわ。
 それに、今日はほとんど『笑い』とれんかったわ・・・」




・・・反省のしどころが、まるで芸人のような私・・・。



そんなことより、授業に磨きかけんかいっ!!


はっ!! おっしゃる通りで!!!




それにしても、最初の内は色々と疲れますよね。
クラスメイト同士も気を使いますし、学生と教師の距離感も探り合いです。


特に初日は、学生が私を「見詰める」率が高い!!
(その内、見向きもされなくなりますが・・・ねっ。)



ああ!!
みんなの視線が熱い、熱いわっ♡


アホだ。



何だか全員にジッと見られると、めちゃくちゃ緊張して
脇汗、ハンパねぇんすよ。
特に可愛い子チャンや、イケメン君がいたりすると、
板書の字、ぐにゃぐにゃになります。



「先生、字、間違ってます。」
カシコ君から、すかさずツッコミが入ります。



「いや〜、今日は私も緊張しちゃってぇ。うヘッヘっへっ」
(ちなみに、こういう時の声は非常に小さい。)


とか言って誤魔化しますが、字を間違えるのは毎度のことだったりして。

ダメダメ教師。



そんなこんなで初日は終えた訳なんですが、
帰りがけ、ある学生が他のクラスの学生と話してるの聞こえちゃったんです。

「どんな先生やった?」
「うん、何か『むやみに声のでかい、字が汚い』先生。」



・・・・・・。



いや、始まりがマイナスのスタートなら、
今度は上がるだけだぜ。
(↑ 上がれんのか??)



何はともあれ、無事に(!?)新学期スタート致しましたっ。