でも、涙が出ちゃう。だって・・・。
アイル ビィ バァ〜ック!!
・・・という前回の予告を(勝手に)遵守すべく、
律儀に4月頭に戻ってまいりましたっ!!
「ヘイ、ハニー、寂しかったかい?」
「もう、遅いわよっ!今までどこ行ってたのよ!
私が今までどんな思いで・・・。知らないっ!!」
「ごめんよ、スウィーティ。拗ねていないで、可愛い顔をよく見せてごらん?」
「・・・バカ・・・♡」
・・・・・。
のっけからアホな妄想爆発です。
妄想は爆発だっ!!
(岡本太郎、生誕百年おめでと〜〜。)
またもや、こ〜んな感じですが、
許していただける方、宜しかったらお付き合いくださいませ。
いや〜それにしても春ですね。
今週のお題も「この春始めたいこと」ですし、
「春」と言えば・・・
桜だ、花見だ、新学期だ、祭りだ、わっしょい!(特に意味はありません・・・)
てな訳で、
今回は新学期直前スペシャル!
「卒業式はやっぱり泣けるぜ、おっかさん」の巻
をお届けいたします。
こんなふざけたタイトルですが、
今回は至って真面目な内容でございます。
皆さんは「卒業式」と名の付く元で
涙を流される方でしたか?
学生ならいざ知らず、
私は教師の身でありながら、
「卒業式」は毎回オイオイ泣いてしまいます。
幾度も「卒業式」を体験している教師ともなると、
涼し〜い顔で学生を送り出していると思われるかもしれません。
しかし、こればっかりは何度経験しても、慣れるということはありません。
まあ、「失恋」ってぇ奴と同じですな。
これも何回やってもホンマ慣れんわ。(←何回やっとんねんっ!!)
最初の一回や二回、また、卒業クラスの担任をしているのならともかく、
毎回緩んでしまう、全く根性無しの涙腺ヤロー。
自身の学生時代の「卒業式」には、ほとんど泣いたことがない癖に、
何故こうも毎回ダム決壊の運命に陥るのか、
私の「ヘタレ涙腺」の根性を叩き直すべく、
自宅でゴロゴロしながら、理由を分析してみました。
(いや〜、暇だったもんでね・・・。)
すると・・・
理由は主に4つあることが判明いたしました。(興味ねぇっすか?)
1.毎日会っていた学生達と
会えなくなる寂しさからくる涙。
これは王道っちゃ、王道ですよね。
学生諸君が「卒業式」に泣く理由はこれでしょう。
2.成長した学生を嬉しく思う、親心的涙。
「入学した当時はあ〜んなだったのに、ほんっと成長したな〜」
と想い出が走馬灯のように駆け巡り、
あぁっ、前が、前がぁ、滲んで見えましぇんっ。
気分はもはや、「お母さん」。
3.学生からの「お礼参り」による報われ系涙。
「先生、本当にありがとう。」
「先生の授業、いつも楽しかった。」的な感謝の言葉を言われ、
所謂「教師冥利に尽きる」の涙。
「めげずに教師やってて良かったぜ、こん畜生っ!!」
ブワッ(←涙が吹き出す音。)
そして、最後の4つ目ですが・・・
4.少年の日は永久に還らない、
「私は青春の幻影なのです。
でも、それでいいのです、それで・・・。
(byメーテル)」の涙。(← なっげぇよっ!!)
仲の良い学生は言ってくれるのです。
「先生、絶対に忘れへんよ。」
「ちょくちょく遊びに来るからね。」
「メールするから。一週間に一回、絶対!!」
「先生の、このクラスがいつまでも一番やから。」
うん、ありがとう。そう言ってくれて、私も本当に嬉しい。
でもね、私には分かっているのです。
皆が学校という「モラトリアム」から羽ばたいていくと、
もっともっと広い世界に触れ、やがてその想いが薄らいでいくことを・・・。
勿論それでいいんです。
むしろ、そうあるべきなのです。
でも、もう絶対に戻れない「今の私達の関係性」を
その時は信じて疑わない、彼らの純粋な言葉を聞いていると、
何だか、切なくって、可愛くって、涙がこぼれてしまうんです。
そして、そんな彼らと出会えて、
人生の大事なひと時を一緒に過ごせたこと、
やっぱり幸せだな〜と感じる
「卒業式」
教師として、何故、泣かずにいられようかっ。
否、いられまいよ。
涙が出ちゃう・・・。
だって、教師なんだもんっ (←か、可愛くない・・・)
ええいっ、来年も泣いて泣いて、泣きまくってやるっ。
首洗って待っとっけ、こんにゃろ。
さっ、
明日からまた心機一転でっ!!