『神の左手 悪魔の右手』

うう・・・。またしても風邪をひいてしまった。
本気で「肉体改造」に取り組まなければ!!
・・・と言うより、早く寝なければ・・・。


と言いつつ、ブログ書いて、夜更かししているダメな私。



それはさておき、
久しぶりに読みたくなって、レンタルで借りてきました。

神の左手悪魔の右手 (1) (小学館文庫)



梅図かずおさんの漫画はほとんど好きなんですが、
これはタイトルが気に入ってます。




「神の左手」




いい響きじゃないですか!!
私、左利きなもんで、何かイイ気分になります。



でも、本の内容は読んでても、
ち〜っとも良い気分にはなりませんけどね。
「怖い」と言うよりは、
「気持ち悪い」と言ったほうが適切な内容です。




登場人物が大体同じで、5つの怖い話からの構成になっているのですが、
正直、ストーリー自体にあまり斬新さはありません。
しかし、3巻に収録されている
「黒い絵本」は異彩を放っていると言えるかもしれません。


足の悪い娘を喜ばせるために、
人を殺しては、それを絵本に書いて
娘に読ませる、という内容なんですが、


何ちゅうか、とにかく変な話なんですよね。
娘もその変な絵本を読んで、
「パパの絵本が最高よ!!」とか喜んでたくせに、
急に普通の女の子になって、怖がりだすし。
何よりも、パパめっちゃ変だし・・・。
そして、最後も


「何じゃ、こりゃ。」


というような、よくわからないオチでした。


でも、非常に印象的なお話で、私はこれが一番好きでした。




まったく、梅図かずおさんの頭の中はどうなっているんでしょうねぇ。
それが一番のミステリーだったりして・・・。