「未来の地図」−「旅立ち」

さようなら、E君。また会う日まで・・・。




さて、だいぶ日にちが開いてしまいましたが、
久々にTHEイナズマ戦隊さまの
「未来の地図」第13曲目「旅立ち」の感想を
E君の「旅立ち」と共に述べたいと思います。




この「旅立ち」の歌を聞く度、また歌詞を見る度、
私のかつての「決意」を思い起こさせると同時に、
これから旅立って行く学生の想いと重なり、
ウッと、胸に熱いものが込み上げてきます。



今日はE君の、この学校最後の登校日でした。


E君はある夢を叶えるために、今日でこの学校を去り、
来年から違う学校に行くことが決まっていました。


E君はクラスのムードメーカー的な男の子で
いつも面白いジョークを言っては、クラスの雰囲気を和ませてくれました。
皆からも
我がクラスのプリンス
な〜んて呼ばれている程でした。


だから、
そんなE君が今年いっぱいでいなくなると打ち明けられた時は、
正直ショックでした。


「えっ! 何で?3月まで待てないの?!」
と問い詰めたぐらい・・・。


でも、彼の夢を叶えるために必要なことだと理解し、
応援したいと思いました。
だから、彼が学校を去る日も
それは彼の「旅立ち」の日なんだから、
笑顔で送り出してあげようと心に誓っていました。
それなのに・・・。



今日、最後にE君はクラスの前で次のようなスピーチをしてくれました。




「この学校に入学した当初は、実は何の目標も夢も無かった。
 でも、今は大切な人もできて、
 その人と一緒に人生の目標、夢を持つことができた。
 今はその夢に向かって頑張ってみたい。」


そして、クラスの皆と私にも、こう続けてくれました。



「本当は勉強するのは、全然好きじゃなかった。
 でも、このクラスはとても楽しかったから、
 みんなに会いに学校に来てた。
 本当にありがとう。


 先生も朝からテンション高すぎたけど、
 面白かったよ。たくさん教えてもらいました。
 ありがとう。」




もう、、こらえきれませんでした・・・。
ひぃ〜〜〜。


っていうか、クラスほとんど泣いてたんだけどねぇ〜・・・。(笑)



別れはやっぱり悲しいんだけど、
夢を叶えるために、敢えて「旅立ち」を選んだE君を
私はかっこいいな〜と思います。



足音が響く 鼓動が俺を高める それは君の涙か夕立みたいだ
明日へと今を 切り裂いて進んで行く 月を何処までも追った
少年みたいに
簡単な事悩んでしまう 純粋さってなんなんだろう
生きているってだけで 靴底だって減るぜ
旅立ちは今



そして、そんなE君の想いと「旅立ち」の歌詞と
見事にマッチして、
もう、今の私には「涙」無しでは聞けましぇんっ!!
 



それとね、もう一つ。
私がこの仕事をもう一度頑張ろうと「決意」した時、
全員じゃなくてもいい、
たった一人でもいい
「あの先生に習って良かったな」って
思ってもらえるように頑張っていこうと
心に決めたんです。



君に届けたい ただそれだけ、それだけが始まり



ま、その時が、私の新たな「旅立ち」であった訳で・・・。


少なくとも、E君には届いたのかな〜?
なんてね。




E君、元気でね。また会う日まで。



おまけ:

私の「旅立ち」の瞬間だ!!





未来の地図