「少年の詩」とCさんのこと

パパママ おはようございます。
今日は何から始めよう・・・。



私のクラスのCさんは、何カ月か前から
元気が無くて、ともすると
ポツリと学校を休んでしまうこともあった。


悩んでいることがあるとの事だが、
その内容はとても「プライベート」なことなので、
言いたくないらしい。


なので、無理に聞きだす訳にもいかず、
私のできることと言えば、
「何かあったら、いつでも言ってね。
 力になれることは、何でもするからね。」
としか、言いようがなかった。


Cさんは本当に可愛い女の子で、
授業中もいつもとても一生懸命で、
そんなCさんを悩ますことは何なのか、
少しでも、それを取り除いてあげることはできないだろうかと
何もできない自分にもどかしさを感じていた。




そんなCさん、今日は少し元気で、
笑顔が見られた。
なので、授業が終わってから声をかけてみた。


「今日は、少し元気そうだね?」

「あ、はい。学校に来ると、少し元気になります。」

「悩んでいることは、解決しそう?」

「・・・う〜ん、解決というか・・・、
 どうしようもないことだから、
 後は私の気持ちの問題なんで・・・。」

儚くCさんが笑った。


そこで、私はお節介かもしれないと思いつつ、こう続けた。
「ねぇ、私の好きな歌の歌詞で、




どうにもならない事なんて、
どうにでもなっていい事。




こんな一節があるんだけど、
自分でどうしようもできないことは、
どうにもならないんだから、
どうなったっていい事なんだよ。

すぐには無理かもしれないけど、
少しずつ気持ちが切り換えられればいいね。」


そう言うと、Cさんはちょっと困った顔で
「そうですね。」
と言った。






この歌詞は言わずと知れた
「ザ・ブルーハーツ」の「少年の詩」の一節である。


昔々(!?)、私が高校生の時、
今思えば、とても青臭いことで悩んでいた頃、
(当時は、「生きるか死ぬか」ぐらいに真剣に悩んでいましたが・・・)
「少年の詩」のこの一節を聞いた時は
かなりの衝撃だった。

「そうか!!
 どうにもならないことは、
 どうなったって、いいことだったんだ!!(←そのまんま・・・。)




甲本ヒロトさん


師匠と呼ばせてください!!」



的な感じで、
ブルーハーツ、すげぇ〜」と歌い狂ってました・・・。






そして、歌詞は次のように続く。


先生たちは僕を不安にするけど、
それほど大切な言葉はなかった。



青春だから悩むのか、悩むから青春なのか、
どっちなのか、よくわかりませんが、
もしかして、今のCさんには難しいことかもしれないけれど、
いつか、この言葉の意味がわかるといいなと思いました。


Cさん、早く元気になってね。





ちなみに・・・。
既に、オバハンの域に達している私は
少々のことでは悩みません。
というか、悩みが持続しません・・・。

1.問題発生
2.どうしようか、悩む。
3.どうしようもないかもしれないと発覚。即座に、

4.「・・・、ま、えっか。」

5.終了〜〜。


・・・。
これでええんか? 私・・・。


青春、
カ〜〜ムヴァ〜〜ック!!

(涙)



追伸:
「未来の地図」の感想、さぼっている訳ではありません。
(って、誰も期待してないけどさっ!)
後2曲しか残っていないから、もったいなくって
とっておいてるんで〜っす。