「未来の地図」−「未来の地図」

さて始まりました。
私の「未来の地図」への勝手な感想コーナー。


まずは一曲目「未来の地図」から。


これは言わずと知れた今回のアルバムのタイトルにも
なっている代表曲。
そして、私が THEイナズマ戦隊にも出会った運命の曲。
なので、私にとっては特別な一曲。
しかし、それを差し引いても本当にいい曲ですよね。


とはいうものの、アルバム全体を聞くと、
この曲は他の曲と少し趣が違う気がします。
何というかうまく言えませんが、強いて言うならば
シングルっぽい曲と言うのでしょうか・・・。


それはさておき、
どこのインタビューだったか忘れましたが、
上中さんが、この曲は自分の「婚活ソングだ。」と
言っていました。
作詞されている上中さん本人が、そう言ってるのだから、
恋愛ソングであるのは確かなんでしょう。


しかし、私は「恋愛」というよりは、
もっと大きな「愛」を歌っているように思えてならないのです。

この歌詞に出てくる「君」とは、
何も恋愛の相手だけとは限らないと思うんですね。
「君」と出会って、「俺」は変わっていく物語だと
思うんですが、人にはいろんな出会いがあって、
そして、その色んな出会いから、
人は影響を受け、変わっていくんだと思うからです。

例えば、私が一人の学生と出会うことによって、
この仕事への本当の喜びを教えてもらったように・・・。

そして、「君を守るため」のこの「君」も
「恋人」だけではなく、
もっと大きな意味での
「大切な人」
なんじゃないかと。


で、ここに出てくる「恋心」とは
少なくとも私にとっては「仕事に対する恋心」なんです。
教師になる前に抱いていた情熱、
それは成ってしまった後も、色あせるのではなく、
時間とともに、もっともっと溢れてきて
形は変わったかもしれないんだけど、
もっと大きな深い暖かなものに進化をとげています。


私の心の中には
今まで通り過ぎていった全ての「生徒」が
生きているんです。



そう、とどのつまりは、それは「愛」なんです。


なので、この曲を聴くと、何というか、
キュンとくるというよりは、
ほんと、暖か〜い、愛に溢れた気持ちになるんですよね。


あ、これが「愛」なんですね。

未来の地図